枝川、豊洲、お台場、芝、築地。
明けましておめでとうございます。
自転車の老朽化によるさんぽ頻度の減少にともなって更新もだいぶおろそかにしてしまった2016年でしたが、新年もまたマイペースで。
ときどき参加してる散策会のおさんぽも記事にしたらいいかも!などと突然思いついたりしつつ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてお正月休み最終日の3日、暖かい陽気に誘われて新年初乗りに出かけました。
周りに建てられていく新しいマンションが「豊洲」という名前を使おうとここは「枝川」だということがよくわかる感じで、変わらぬ佇まいの交番。
この先がどんつきだった頃の枝川をなんとなく知っているので、今ここを豊洲だと言われるとちょっと違和感。もちろん、どんつきだった頃は枝川も豊洲も大差なかった気がするけど。
一方豊洲の交差点の交番は新しくなっていて、そういえば豊洲に昔砂糖工場があって大きなタンクがあったなーなんて思い出してみたり。
そのまま豊洲ふ頭を突端に向かっていきます。
当時は交差点から突端へ向かおうとすると道が一段高くなっていた記憶があるんですけど、記憶よりは少しなだらかな坂道を上って、新豊洲駅、晴海通りとの交差点へ。湾岸線から分岐した高速が都心に向かって伸びていくようです。
勝どき橋のあたり、築地市場もなくなって高速が通っていくのなら、だいぶ景色が変わりそう。
そしてさらに突端へ向かうと、晴海通りより一本南側を通る、いわゆるマッカーサー道路に架かった新しい橋。
まだ誰も渡ったことのない新しい橋、高まります。
この橋を渡れば晴海のマリナーズコートの横へ出て、そのまま直進で豊海ふ頭へ。清澄通りを越えたら隅田川の新橋、築地大橋を渡って朝日新聞の本社前を通り、汐留を抜けて虎ノ門ヒルズは行ったことないけど、要するに愛宕のあたりまで真っすぐ行けるんですね。
高まりますね。(しつこい)
そして、豊洲の新市場。
こんなピカピカの巨大施設が使われるか使われないか議論されたり、もう完成しているのに人もいなければ何の音もしないというのは圧倒的に異様です。
ピカピカ新品の巨大廃墟、この先の人生でもなかなか見ることのない光景かもしれないです。
そして豊洲ふ頭の突端北側では公園を造成していました。
週末は大変だろうなーとか、いろんなドラマがロケをするだろうなーとか、開園してしまったらしばらくは来ることがないと思うので、今の景色をちゃんと味わっておこうと思いました。
すごいビューポイントです。
そのままお台場方向へ。
海自の船かと思ったら気象庁の船だと知って驚いた、啓風丸と凌風丸。
まずひとつめの目的地、レインボーブリッジを自転車+犬連れで渡りました。
犬はケージかバッグに頭がしっかり入る状態であれば大丈夫ですよ。
自分でもはっきり理由はわからないですけど、東京タワーやスカイツリーと違って、東京の街の真ん中から東京を眺めるんじゃなく、東京の外側・・・といってもちょっとですけど、ちょっと門の外側から東京を間近に眺める感じが、他の場所にはないことのような気がしています。
海外旅行で現地の空港に降り立つ直前に空から見る街のような、帰りのフライトでやっと羽田が、東京が見えて来たときのような。もし学校であれば、朝正門の前に立って校舎が見えてどんな気持ちになるか。
みたいな感じで、いつも暮らしている東京がこの橋の上に立ってどう見えるのか。
わたしは「ウェルカム。」と言われている気がするので、きっと東京が好きなんだと思います。
主塔。
一瞬船かなって思いますね、かっこいい。
レインボーブリッジのおなか。
一瞬カブトムシのおなかっぽいけど、よく見ると三角形がいっぱい。
これもトラス構造というのかしら。
橋を渡り終えて、旧海岸通りのどんつき。
この交差点の左側にあった、yamyam?みたいな名前の中華レストランがなくなっていました。入ったことないけど、バブル期からあったしバブルがはじけてもずっとあったので、なくなることなんてないのかと思ってたけど、もう更地でした。
ヤナセの横を左折して国道一号との交差点。
Panasonicの看板じゃなくなってて変な感じ。
第二の目的地、芝大神宮。
6年か7年くらい前にここで結婚式を挙げて、初詣は2回目。
小吉でした。
豊洲を新市場って言ってみたところで、ここは旧市場ではないわけで。
肉眼では奥に緩やかなカーブがちゃんと見えた、青果棟。
1月3日夕方の場外、お店はほとんど閉まっていました。
ひっそりとした築地のお正月。
市場はまだお正月休み中で、この魚は・・・ということは承知していますが、腹が減っていては帰りの自転車がこげぬのです。
というわけで、行列時に待つ人用に置いてある外のベンチをお借りして海鮮丼を食べました。
今年もよろしくお願いいたします。
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