大島、平井、小松川。

船堀橋の中ほどにある、荒川と中川の間の中洲に降りるところ。


上流から自転車で下って来る人たちにとっては「荒川CR左岸」であるけれど、下流域で暮らしている人たちにとってそこは中州と呼ぶにふさわしい場所。そして、下流域で暮らし自転車に乗るようになった自分にとっては、河口から中川が青砥高砂に向って東へ蛇行し始める上平井水門までが中州、その先が左岸、といった感覚がある。


と、この日は中州には降りずに対岸へ。

小松川高校は、元東京府立第七高女。


その昔、女学生はこの学校に通うために渡し舟に乗っていたというのは荒川のことだとばかり思って来たけれど、荒川が開削されたのは昭和初期だし、現旧中川の平井の渡しのことだったのかと思う。


都立高校なのにセーラー服なのがめずらしいのではなく、学生運動が吹き荒れた時代に都立高校は軒並み制服が廃止に追いやられた中、しっかりと伝統の制服が残ったことがめずらしかったのだと聞いたことがある。


最近は、難易度の高い校歌が有名らしい。

大島、中の橋商店街。


数ヶ月ぶりに来たけれど、デリ風のお惣菜屋さんと食パン専門ベーカリーがオープンしていた。


ひらけゴマ、ひらけシャッター。

東京さんぽ。

自転車でさんぽする東京下町の日常。

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