清澄、浜町、大伝馬町。

昼も夜も比較的交通量が少ない清洲橋通りで都心へ。


「震災復興の華」と呼ばれた清洲橋を渡ります。

清洲橋からさらに進むときは5車線一方通行道路の逆走を避けて、こちらの道へ。


川跡なのはわかるんですが何川かはわからない、そんな川跡をたどって進みます。

長屋に並ぶ小さな居酒屋。

この道をたどると、問屋橋交番に始まって、鞍掛橋、大和橋という信号があり、その先にすぐ神田川。そういう目で見ていれば、川跡だと気付くのはとても簡単な道です。


もともとは、自転車で坂道を避けて楽に移動するために荒川や江戸川沿いを走るようになり、いや大きな川沿いじゃなくても小さな川跡でも同じなんだと気付いたことから、川跡探しや川跡サインを探すようになりました。


暗渠、という言葉を知ったのはその後しばらくしてからでしたが、道理で心惹かれるはずです。わたしは幼稚園からお嫁に行くまでずっと蓋暗渠の道の前で育ったのですから。


木琴でも鉄琴でもない、微妙に音階が違うコンクリート板と自転車が奏でる不思議な音楽。最近では聞ける道も少なくなりましたね。

さて今日の目的地は、日本橋大伝馬町。


べったら市にやって来ました。

たくさんの出店が出ていて、ずらっと大根の漬物だけが並ぶ景色は壮観ですが、よくよく見てみると、金久さんか新高屋さんのべったら漬け、ほぼ二択だということがわかります。


写真のもので、だいたい二千円くらい。

奥の皮なしより手前の皮ありのほうが、なぜか3割くらい高いです。

最近の日本橋界隈はcoredoあたりを中心に、古い文化と新しい文化がうまく混ざっていて、いい感じに盛り上がってるなーと思いますが、こんなところでも玉ひでを筆頭に人形町の老舗に混ざって、シュークリームシュークリーの名前がありました。

帰り道の清洲橋から月島方面。


べったら市が終わると、次はお酉様。

もうすぐ冬ですね。

東京さんぽ。

自転車でさんぽする東京下町の日常。

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